取扱石種・お墓の種類
庵治石
庵治石
[日本・香川]
庵治石は花崗岩の中でも最も高級品とされます。
歴史はとても古く平安時代後期から採掘使用されています。石英と長石を主成分とした少量の黒雲母と角閃石を含む硬い岩石。硬度・吸水率の低さともに世界トップクラスで、変色することも少なく風化に強いです。
最大の特徴は「斑」と呼ばれる、庵治石にしかない模様です。指先で押さえて、湿り気、うるおいを与えたような、美しい斑な模様。または花びらのように見えることから「牡丹」と呼ばれています。なぜこのような「斑」と呼ばれる現象が庵治石だけに発生したかは未だにわかっていませんが、地元に伝わる言い伝えとしては、源平合戦で有名な屋島の桜が吹雪と成り、庵治石を包んで「斑」に姿を変え美しく咲かせていると伝わっています。
庵治石の中にも多くのランクがあり中目→中細目→細目とランク付けされています。それぞれ「斑」があまり現れない部位だったり、「斑」の大きさの違いであったり、ひとつとして同じ模様はありません。
採掘された良い石は一番最初にお墓に使われます。お墓に使えない石は、石灯篭→お地蔵→石垣(埋め立て)というような順番で使われます。
産出量としては年間約30万トン(すべての用途を含む)その中で墓石として使われるのは約3,000トンで、約1%しか製品になりません。
庵治石を利用した有名な建造物
・首相官邸
・東京オリンピックの聖火台
・道後温泉
庵治石を利用した墓石
・高橋・大平元首相
・手塚治